合同企業説明会・個別企業説明会の違い 両方参加しよう! 新規採用:第3回目

学生さん
学生さん

マネージャさん。今度、多くの企業からリクルータが来場される合同企業説明会が開催されます。同じタイミングで、1部の会社のリクルータの方が主催される個別企業説明会があるようです。

マネージャ
マネージャ

そうですか。志望している会社の説明会に参加されるのでしょうか?

学生さん
学生さん

はい。合同企業説明に参加される企業の中に志望している会社があります。また、その企業の個別企業説明会も別の時間にあるようです。

どちらかに参加すればいいのでしょうか?それとも、両方参加した方がいいでしょうか?

マネージャ
マネージャ

そうですね。可能であれば両方の説明会に参加することをおすすめします。

この記事では、合同企業説明会と、個別企業説明会の概要についてお話したいと思います。

大学のホールや体育館に、小さなブース(3×3m)を作り、多くの企業の方が一度に説明を行ってくれる合同企業説明会がありますね。また、ゼミ室や講義室を各企業の方が借りて企業説明を行ってくれる個別企業説明会がありますね。

この記事では、合同企業説明会と、個別企業説明会の概要についてお話したいと思います。

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合同企業説明会

私の出身校で開始される合同企業説明会は、主に、採用情報を提供する情報提供会社が主催したものでした(10年ぐらい前は大学が主催していたと思います)。

合同企業説明会の数か月前に情報提供会社から参加企業へ合同企業説明会の参加の案内がきます(人事部門の採用担当者あてに来ます)。

私の出身校の場合、約1000社の企業が合同企業説明会に参加していたと思います。1度に、1000社の説明会を開催することができないので、半日ごとに大学ホールや体育館の小さなブーズを交代で借りて、30分の企業説明を6回程度(3時間)ほど行った後、別の企業にブーズを譲ります。

半日の間で約100企業ほどが一度に説明会を行うので、半日(100企業)中に6つの企業の説明が聞けることになりますね。

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おおよそ、1つのブースに5~10名程度が30分ほどの企業の説明を聞くことになります。合同企業説明会は、時間の制約もあるので、企業側から学生さんへの一方通行の情報提供になり、学生さんからの質問をうける時間はあまりありません

また、リクルータさんも、6回の説明会をこなすためにバタバタしており、学生さん一人ひとりとお話する機会はあまりありません。

個別企業説明会

個別企業説明会は、リクルータが大学側の就職事務室の担当者の方にゼミ室・講義室を1時間半から2時間程度確保してもらって、企業説明を行うものです。そのため、リクルータが就職事務室の担当者の方に、企業説明会の案内のポスターなどを設置してもらうようにお願いします。

個別企業説明会は、合同企業説明会の後(半日の持ち時間の後)に、開催することが多いです(地方大学の場合、何度も大学に訪問することは効率が悪いため)。

個別企業説明会には、合同企業説明会でさらに詳しいことを聞きたい、質問がある学生さんが参加することが多いです。開催年にもよりますが、おおよそ、20人程度の学生さんが集まりますね。

個別企業説明会では、若手社員リクルータ(2~5年目)は、日ごろの会社生活の日常や仕事の話などを行います。また、大御所のリクルータは、自分が所属する事業以外も説明が必要となる会社全体の事業説明や、若手社員の質問に対して答えらえない場合のサポートを行います。

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企業説明会で興味のある学生さんに名刺を積極的に渡し(メールアドレスが書かれたもの)、学生さんからの個別質問をメール等で対応することもあります。

そのため、希望する会社がある場合には、合同企業説明会を参加した後に、個別企業説明会が開催されるようであれば、是非とも参加することをおすすめします。ここで、リクルータさんと仲良くなって、リクルータさんをうまく就職活動で活用することをしてはいかがでしょうか?(次の記事で詳しくお話しております)。

マネージャ
マネージャ

いかがでしたでしょうか?

合同企業説明会は、多くの企業のお話を一度に聞くことができるかもしれませんが、企業からの一方的なお話で質問を受けてもらえる時間はありません。

一方、個別企業説明会は、質問を中心の会議になると思います。また、リクルータさんと懇親を深めることもできると思います。

そのため、合同企業説明会で興味を持った企業の個別企業説明会に参加することをお勧めします

私にとっての転職の3つのメリットと、3つのデメリット 転職:第19回

研究者
研究者

マネージャさん。最近、研究開発費も削られてきて、本来やりたいと思っていた仕事がこの職場ではできなくなってきたと感じてます

新しい技術や製品開発ではなく、今までの製品の維持のための業務をしそうです。

マネージャ
マネージャ

そうなんですか。やりたくない仕事をやり続けて今の会社に留まるか、または、別の会社で新しい仕事を見つけて旅立つか、悩ましいですね。

研究者
研究者

そうなんです。ただ、転職はハードルが高く、転職した後のことを考えると不安ですね。

転職した時のメリット、デメリットってどんなことがあるのでそうか?

マネージャ
マネージャ

そうですね。この記事では、私が50歳を過ぎて転職した経験をもとに、転職によるメリット、デメリットについてお話したいと思います。

私の個人的な見解であるため、一般に、転職で言われているメリット・デメリットと違う可能性があるかもしれません。もしこれを読んでおられる方のご意見があれば、ここまでご連絡いただけると幸いです。



転職のメリット

年収が増える

私は大手の電気メーカから、別の業種の大手メーカへ管理職から管理職として転職しました。一般に電気業界よりも給料水準の高い業種に転職したため、転職前の職位より下がりましたが、逆に給料は上がりました。

私が転職した会社は、管理職の場合、前職の職位がどのようなポジションであっても転職者はまず、あるポジションになります。

そのため、前職に比べて、一時的に職位が下がりますが、実際に任される仕事は、その職位の仕事よりも高いレベルの仕事を任されているので、前職の職位、もしくはその上の職位を任されると期待してます(転職時はXXX候補ということで入社しているので、XXXの職位にはすぐに上げてもらえると期待してます)。



話を戻しますが、転職によって職位が下がっても給料は上がるとうことは、経験や能力とは関係ないですね。給料は、業界やその企業の給料の支払い能力で給料は決まるということですね。

あなたが転職を考えている業界の給料水準や、その企業の給料体系などは事前に調べておいてもいかもしれません。

最終的な給料は処遇面談で決まるのですが、内定が決まるまで非常に大きなエネルギを使うので、事前に給料水準を調べておくことをおすすめします。



経験が増える

私はあるメーカで新製品の要素技術開発から製品そのものの開発を担当しておりました。そのため、新製品を開発するための技術と、新製品を上市するためのノウハウを有しておりました。

転職先の会社は業界や業務内容は全く異なります。しかし、製品開発をするために必要な技術はそのまま使えますが、新製品や既存製品を市場に提供するノウハウは全く異なり、日々勉強になります

転職しなかった場合には、日々、同じことの繰り返しの日々が続いて、勉強するようなことはなかった(少なかった)でしょう。このような日々勉強というのは、転職しなかったらできなかったことです。また、業界が異なる点を知ることで、私の市場価値は上がったと思います。



視野が広がる

前職までの仕事内容、仕事の進め方、人間関係が全く変わることになります。今まで当たり前だと思っていた前職の仕事の進め方の誤りの点や、転職先の仕事の効率の悪さや改善点等、いろいろなことが見えてきます

これは転職によって、前の職場の仕事の進め方と、新しい職場の仕事の進め方の両方を理解することによって得られることです。これは転職しなければ得らえないメリットですね。



転職のデメリット

退職金が減る

40歳以下で転職をお考えの方はあまり関係ないかもしれません。私の場合、50歳を超えてから転職しました。50歳から56歳までので退職金は急激に上がります。なので、この期間に退職金が上がる分よりも、より多くの所得が得られるところに転職する必要があります

転職による退職金については、次の記事でお話しています。よろしければどうぞ!

前職の人間関係が消滅する

転職することによって、職場の仲間、部下、上司、今まで一緒に仕事をしてきた関連部署の人、同期、社外の人々等、25年間培ってきた人間関係は基本的にすべて消失します。でも、逆に新しい人間関係ができると思うと気が楽になります(まだそのレベルに達ししていませんが・・・)。

転職によって人間関係がどのようになったか、私の経験を次の記事でお話しております。よろしければどうぞ!

前職の実績がなくなる

転職することによって失うものは、前職の仕事の実績です。前職ではあいつに任せておけば、とうことで、かなり暗雲の呼吸の中でいろいろなことを決めてきたと思います。これはすべて今までの実績から、一緒に仕事をしてきた仲間であったからと思います。

新しい環境への摘要

転職先の新しい環境やルールで、新たに人間関係をつくっていかなければなりません。この点はメリットでもありますが、時間がかかる点ではデメリットでしょう。

マネージャ
マネージャ

この記事では、転職のメリット、転職のデメリットについてお話しました。転職は家族を巻き添えにして、人生を大きく左右します。

なので失敗することは許されません。多くの情報をもとに、転職を決めてください。



”あなたは管理職としての・・・がない”と言われたらどうする!?昇格試験:第21回

エンジニアおじさん
エンジニアおじさん

マネージャさん。また管理職(課長職)試験に落ちてしまいました。

マネージャ
マネージャ

えっ、残念でしたね。

エンジニアおじさん
エンジニアおじさん

毎年同じように、”あなたは管理職としての・・・がない”と言われてます。いつも”・・・”のところが変わりますが(泣)。

今年は、・・・のところが、”マインド”、去年は、”視野” 等と言われました。
いろいろ言われましたんが、具体的にどのようにすればいいのか、分かりません。

マネージャ
マネージャ

確かに、試験官もコメントとして、”こうしなさい”ってことは、言いませんよね。それは仕方ないこと。なぜなら、試験官も答えを持ってないからですよ!

おじさんも、今まで
 ・新人さん(+α)クラスの時には一般社員社員になるための試験、
 ・一般社員の方が主任さんクラスになるための試験、
を受験してクリアしてきましたね。 ただ、管理職試験は、論文やプレゼンテーションだけではだめです。

試験官 (部長さん以上) は、自分の部下(課長)として、あなたが職場に来られた時に、課長としてのマインドを持て仕事ができるのか、という点に着眼して合否判断をします。

この記事では、管理職として求められるマインドについてお話したいと思います。

初任の管理職は個人商店の社長さん

初任の管理職の方は、小さな組織を任されることになります。 大企業や・中規模企業にお勤めの方でしたら、チームや課の組織を任されることになりますね。この組織のメンバーは数名~10名程度のメンバーを指導しながら事業を進めていく必要があります。

これは、個人商店規模の社長さんと同じです。事業規模で言うと数億円クラスの事業を任されますね。

つまり、管理職試験というのは、大企業の中の小規模会社(個人商店)の社長さんを選ぶ試験と思ってもいいでしょう。ちなみに、大企業の子会社クラス(一般に言うと中規模会社)ですと、大企業の部長さんクラスの方が出向で行くことが多いですね。

つまり、”初任の管理職=個人商店の社長さん”、と言ってもいいでしょう。

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管理職に求められるもの

管理職の職務は、職位基準書に言及されていると思います。少なくとも、その職位基準書に定義されている能力を有していることは、当然求められます。しかし、職位基準書の能力だけでは不十分です。先に述べました通り、あなたが個人商店の社長さんのマインドを有しているのか、試験官はそこを見ています。では、個人商店の社長さんのマインドについてお話していきましょう。

部門の損益を考える(守り)

初任の管理職は、個人商店の社長さんですね。つまり、組織が黒字でなければ、会社はつぶれてしまいます

あなたがお勤めの会社は少なくとも、大企業、または中規模企業だと思います(昇格試験がある会社なのである程度大きな規模の会社と思いました)。たとえ、あなたの組織が赤字であっても課やチームのメンバーが路頭に迷うことはないと思います。

しかし、組織はつぶれてしまい、今まで培ってきたスキルやノウハウが活かせない職場へ配置換えになる可能性があります。このようなことが起きないためにも、組織として損益が出せるようにしなくてはなりません。

そのためにも、無駄が無いか、あらゆるところに目を光らせる、採算がとれているかを常に気にする、もっと儲かる方法は無いかと試行錯誤する等考えていく必要があると思います。

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組織の拡大を考える(攻め)

組織として損益が確保できるようになったら、次に個人商店の社長さんが考えるのは、組織の拡大化です(攻めですね)。

あなたが研究開発部門の技術者であれば、新たなテーマの策定・予算化等ではないでしょうか?(これは、企画部門や事業部門であっても新しいことを始めることだと思います)。

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そのためには、常に、あなたの事業分野(技術分野)に対してアンテナを伸ばし、今後数年後に主流となる分野へ挑戦していく必要があると思います。そのために、いろいろな人と会い、いろいろな経験が必要になると思います。

マネージャ
マネージャ

この記事では、課長職に受けるためのマインドについてお話しました。

私が課長職の試験官をしていた時には、”あなたの事業分野の事業部長になったときに何をしたいですか?”とうことを聞いてました。これは私が課長職試験を受けたときに、質問された内容です(パクリです)。

思いついたアイデアは権利化しよう。時間を手間をかけずに、特許を書こう! 研究開発4

エンジニア
エンジニア

要素技術研究も始まりました。結果、最近になって、いろいろなアイデアがでてきました。

マネージャ
マネージャ

そうですか?アイデアの権利化は進めてますか?

エンジニア
エンジニア

権利化?特許ですか?

マネージャ
マネージャ

そうですね。特許です。

せっかく考えたアイデアも、競合退社が先行して特許を出してしまうと開発計画の見直しや、事業方針まで見直すことになることもあります。そのため、アイデアが出た場合には、特許を一日でも早く出すようにしましょう。

この記事では、ある程度経験がある技術者の方が、早期に特許をだす方法について、私の経験からお話したいと思います。

また、この記事はハードウエアの権利化についてお話しますので、他の技術分野、例えば、ソフトウエア、化学、製薬などについては参考にならないかもしれません(すいません)。

私が特許を始めて執筆した時(20年以上前)、あまり事業に直結しない要素技術研究を担当していました。そのため急いで権利化する必要性もそんなになかったので、誰の支援も受けずに、先輩の執筆した特許を参考に、見様見真似で執筆しました。

通常の研究開発業務を進めながら、特許執筆をしたのですが、1件の特許を執筆のに1か月ぐらい要しておりました。

しかし、1件の特許を執筆するのに1か月も要していては、他社に先駆けて権利化をするのが遅れてしまいます。

個人的に、時間が許すのであれば、初めて特許を執筆するときには、ゼロから特許を執筆することをおすすめします。しかし、製品開発を進めながら、他社よりも先駆けて権利化を主張していくときに、特許を執筆するのに要する時間は最小化する必要がありますね。

この記事では、ある程度経験のある技術者が最短で特許を執筆する手順についてお話します。

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先行技術調査

特許は、今まで世の中になかったアイデアを独占する権利です。そのため、先に誰かがそのアイデアで権利化していれば、特許化することができません

そのため、まず、あなたのアイデアが、誰かが先に特許化(権利化)していないか、調べてみましょう。

調査は、特許情報プラットフォーム等のデータベースが使えます。前職では、野村総研の特許情報サービスを使ってまいたが、無料の独立行政法人工業所有権情報・研修館の 特許情報プラットフォームで十分だと思います。特許庁のホームページからもアクセスできます。

先行技術調査した結果、類似の特許があっても大丈夫です(逆に、先行技術は特許には必須になります)。あなたのアイデアと先行技術が必ず同じであることは少ないです(但し、全く同じであればあきらめましょう)。

アイデアの違いを見極めて、その違いに、あなたのアイデアの方が先行技術に対する優位性があれば、権利化することができる可能性があります

図面の作成

先行技術と、あなたのアイデアを比較できるような図面を作成しましょう。図面を作成する前にエクセルなどを用いて、先行技術との違いを示す比較表を作成しましょう。そうすることで、違いを明確に打ち出すことができます。

図面作製にはCADを使ってもいいですし、パワーポイントでもいいです。もちろん、研究開発で検討した図面をそのまま使ってもいです。但し、これは弁理士にて、図面を書き直してもらう前提にしてください。あなたの図面には、権利と関係ない情報もあるはずです。

図面作成に時間をかけたくなければ、手書きでも十分です。最終的な図面の清書は弁理士さんにお願いしてもいいです。

請求項の作成

図面が出来ましたら、権利の範囲を決める請求項を作成しましょう。ここでは箇条書きレベルでも結構です。弁理士さんとお話しながら最終的に請求項を決めていけばいいのです。思いつくレベルで結構ですので、権利化したいことを箇条書きで洗い出しましょう。

説明文書の作成

図面の説明文書を作成しましょう。請求項を書く前に、説明文を記載してもいいですが、私は図面を書いた後に、請求項を記載するようにしてます。その理由は、説明文を記載した後に改めて、請求項を見直すようにしたいからです。

弁理士への面談・説明

図面、請求項、図面の説明の文書が出来たら、あなたの会社の知財部門を交えて、弁理士と面談の機会を設定してもらいましょう。

この面談には、1件の特許におおよそ2~3時間はかかると思います。まずは何を権利したいかということから説明し、先行技術、そして発明のアイデア、そのアイデアの進歩性についてお話しましょう(口頭でOKと思います。弁理士さんはボイスレコーダで記録しています)。それから図面、図面の説明文書、請求項の説明を行いましょう。

この時に、弁理士さんからいろいろ質問があります。この質問が重要です。

弁理士さんは、客観的にアイデアを考察してくれるからです。また、この質問から新たなアイデアが生まれて、そのまま請求項を付け足したり、図面を追加したり(ホワイトボードレベルで)することになります

私は、弁理士の面談前におおよそ1日かけて3~4件の図面作成、請求項作成、説明文書を作成しました。特許3~4件に相当します。そして、1日かけてこれらのを特許を弁理士に説明します。大体2名ぐらいの弁理士がこられて、一日説明することになるので、この説明が終わるとぐったりです。

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弁理士のクレーム作成・クレームのチェック

おおよそ1か月程度で、弁理士さんにてクレームを作成してもらいます。この間にいろいろ電話やメールの問い合わせがありますが、きちんと対応するようにしましょう。これによってクレームの質が大きく変わります。

そして、クレームが作成できると、その内容についてチェックしましょう。弁理士さんはクレーム作成のプロなので、きれいにクレームを作ってもらえます。

あなたがチェックするのは権利化の範囲ですね。

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知財部門の事務的な処理

クレームのチェックが終われば、アイデアを出した技術者である、あなたの役割は終わりです。

知材部門にて事務的な処理を実施してもらうことになります。その時に、急ぎ権利化をお願いすることを言っておきましょう。

マネージャ
マネージャ

この記事では、早く権利化するために、自分一人で執筆するのではなく、上手く弁理士を活用して権利化することについてお話しました。

独自開発する?いやいや、オープンイノベーションで進めましょう。研究開発3 

エンジニア
エンジニア

マネージャさん。先日お話した新製品の開発プロジェクト、私が開発プロジェクトのリーダに選任されました。

マネージャ
マネージャ

そうですか。よかったですね。

エンジニア
エンジニア

しかし、このプロジェクトでは、今まで社内で保有していない技術を新たに開発する必要があります。

しかし、新技術開発(基礎研究・要素技術研究)を行うには、社内のリソースだけでは不十分ではと思って心配しております。

マネージャ
マネージャ

では、社外のリソースをうまく使ってすすめませんか?

エンジニア
エンジニア

え!社外のリソースですか?

マネージャ
マネージャ

はい。

今回は、社外から新技術を導入する方法の一つであるオープンイノベーション、特に大学からの技術導入の流れについてお話したいと思います。

この記事では、大学で保有する新技術をあなたの会社に導入する手段の1つとしてオープンイノベーションの手順についてお話したいと思います。

大学・研究機関の先生(研究者)の調査

あなたの会社にない技術を社外、例えば、大学から導入しようと考えた場合、
 どの大学で、
 どのような先生が
 どのような研究をしているか
ゼロベースで調べる必要がありますね。

月並みな話になりますが、まずはインターネットベースで調べることなりますね。あなたが会社に導入したい技術をキーワードにして研究者を検索してみましょう。

目ぼしい先生がヒットしましたら、先生をリスト化していきましょう。一人の先生に絞り込まずに、先生を選定を選んで、リスト化しましょう。

Paper

次に、これらの先生の所属する学会を調べ、リストに追加するようにしましょう。

大学・研究機関の先生(研究者)の絞り込み

候補となる先生のリストをもとに、先生が執筆された論文・特許を集めて、読み込みましょう。そして、あなたが導入する技術を保有しているか、また、導入する可能性があるかなども調べましょう。

その時に、既に他の企業と共同研究をしている場合には、あなたの会社に技術を導入できない可能性もあります。

ただ、他の企業と研究されていても、競合となる企業でない場合には、先生を通してその他の企業とコラボレーションもできる可能性があります。

候補となる先生が他の企業と共同研究を実施していることを調査する場合には、
 特許の発明者の連名に会社の方が乗っている場合、
 論文の共同著書になっている場合
には、共同研究を実施している可能性が大いにあります。

また、あなたの会社・大学のロケーションの距離も考慮・して選ぶようにした方がいいでしょう。

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アポイントメント・面談・実験室見学 

候補となる先生が決まりましたら先生に連絡を取り(メール等でいいかと思います)、アポイントを取りましょう。そして先生に面談するようにしましょう。

先生との面談の際には、会社の説明と、実施したいことの概要をお話するようにしましょう。この時点では、秘密保持契約も締結していない状況なので、お話できることは限られることをお話した上で、秘密保持契約締結をお願いするようにしましょう

また、先生の面談の際には、許せるのであれば実験室の見学をお願いしてみましょう。大学の研究室の設備、学生さんのレベルも確認しましょう。今後、共同研究ができるかどうか判断する上でも実験室の見学は重要です。

また、訪問する際には、お土産は忘れないように(できれば、アポイントメントの後には会食していろいろ情報収集してみましょう。コロナ禍ではむずかしいかもしれませんが。。。)

秘密保持契約の締結

訪問した先生と、共同研究が可能であると判断できるようであれば、秘密保持契約を締結しましょう。秘密保持契約書は、可能であれば大学のフォーマットを使いましょう。必要事項を記載し、あなたの法務部のチェックを受けて、ドラフトの状態で大学の先生または産学連携の担当者に送付しましょう。そして、大学側の法務部のチェックを受けるようにしましょう。

あなたの会社で秘密保持契約書に手を入れてない場合(修正してない場合)には、大学の法務部のチェックはほとんどないと思いますが、あなたの会社の法務、大学側の法務のチェックを受けたうえで秘密保持契約を締結するようにしましょう。

また、秘密保持契約書の決裁権限規定は、各社毎に異なることがあると思います。決裁権限を確認して捺印をもらうようにしましょう。

技術打合わせ

秘密保持契約が締結できたので、あなたの会社が大学から技術を導入したい内容を具体的に、大学の先生にお話するようにしましょう。

通常、技術導入には共同研究によって技術導入することが一般的です。また、比較的既知の技術であれば技術指導等導入の方法もありますが、この記事では共同研究による方法についてご説明します。

共同研究を実施するために必要な、実行計画書を準備するようにしましょう。そして、大学の先生の役割、あなたの会社の役割を明確にしましょう。また、発生する費用などについて協議を行い、共同研究契約書が締結できるために必要な準備を行いましょう。

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共同研究契約の締結

秘密保持契約書と同様に、あなたの会社と大学側の法務のチェックを受けて、共同研究契約を締結するようにしましょう。

共同研究契約を締結した後、共同研究費を大学に納付するようにしましょう。共同研究費は、大学の先生が共同研究で使う経費と、大学側の産学連携本部が徴収する経費があります。

そのため、共同研究で使う経費+α分を考慮して、あなたの会社の納付金額を準備する必要があり注意してください。

共同研究の実施・定期レビュー(進捗確認)

ここまできてやっと、共同研究がすすめられますね。

ただ、大学だけに共同研究を任せておいてはいけません。大学側では、あなたの会社と同じように共同研究をすすめられるとは限りません。

大学側は、あくまで学会発表や論文発表をすることが目的です。一方、あなたの会社は、大学から技術を導入し、決められた時期に新製品を社会に提供し、売り上げ貢献(損益貢献)をすることです。つまり、共同研究の目的が大学とあなたの会社では異なります

そのため、きちんと計画通りに共同研究が進められているか、確認する必要がありますね。3か月に一度ほど、進捗報告会を実施するようにしましょう。

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研究のまとめ

共同研究が終わり、新しい技術をあなたの会社に導入ができました。大学の先生は、研究成果を学会発表を急がれると思いますが、まずは特許を出してからにしましょう。

特許執筆については、別の記事でお話したいと思います。

マネージャ
マネージャ

この記事では、大学からの技術導入の手順についてお話してきました。今後、各フェーズ毎で注意することを、私の経験をベースにお話したいと思います。

社会人からの博士課程の入試!入学試験は心配はないでしょう?! 大学院5

エンジニア
エンジニア

マネージャさん。大学院博士課程で指導し得てもらえる指導教授も決まりました。さらに、指導教授の指導の下、研究計画もできました。

マネージャ
マネージャ

研究計画もできましたか?作成には苦労はなかったですか?

エンジニア
エンジニア

そうですね。毎年、年度末には翌年の研究開発テーマの提案・計画を策定しております。

企業における研究開発テーマは事業貢献(売上・損益改善)にどれだけ寄与できるかとうことを経営幹部に理解してもらうことです。

一方、大学向けの研究計画書は社会貢献にどれだけ貢献できうるかとう視点で整理するようにしました

指導教授にも、うまく理解し得もらえました。

マネージャ
マネージャ

そうですね。同じ内容の計画書でも、読み手(企業経営者なのか、大学の先生なのか)が異なると、少し視点を変えて執筆、説明をする必要がありますよね。

エンジニア
エンジニア

ただ、今、少し心配していることがあります。博士課程に入るには入学試験があるようです。

マネージャ
マネージャ

そうですか。でも、社会人から博士課程に入るうえでの入学試験は形式的なものです。

この記事では、私が経験した博士課程の入学試験についてお話します。

指導教授も決まって、研究計画書もすでに先生から指導を受けて承知をもらっているのであれば、入学試験は形式的なものになります。特に心配することはないかと思います。

私が経験した試験は、英語と研究計画書のプレゼンテーションの2点でした。

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英語試験

社会人にとって英語は非常に苦労する内容ですね。日頃、英語のマニュアルや、論部などを読むような仕事をしていれば殆ど問題ありません。しかし、私も含めて、普通に通常業務として研究開発に携わっていれば英語に携わることはほとんどないですね。私も高専から大学に進学したので、英語には大変苦労しました。

大学院の博士課程では、国際会議で英語でプレゼンテーションをすることや、少なくとも1件は、英語の査読付き論文を執筆する必要があります。そのために必要な英語能力があるかチェックされるものです。

私が受験した大学院では、予め課題を提示され(どんな課題かは忘れてしまいました)、その内容を英語で記載しなさいとうものでした。

なので、予め日本語で課題に対する回答文書を作成し、それを英語翻訳したものを試験会場で書き写すとうものでした。ただ、20年以上前の話ですね。

最近、社会人から大学院に入って方も、英語で苦労したとうことはあまり聞いておりませんが、入学してからは英語は必須になるので、事前に勉強しておいた方がいいでしょう。

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研究計画書のプレゼン試験

もう1つの試験は、研究計画書のプレゼンテーション試験です。プレゼンテーションを聞いていただくのは、指導教授と、指導教授と同じ研究科の先生です。

以上2つが大学院博士課程の入学試験でした。しかし、この大学院博士課程の入学試験は、今まで経験してきた入学試験とう感じではなかったです。

試験が終わった後に、指導教授の部屋に挨拶に伺うと、”試験はOKでしたよ”、とうことだけでした(特に合格通知などももらいませんでした)。

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なので、指導教授も決まり、研究計画書もきちんとできているのであれば、あまり大学院博士課程の入学試験はあまり心配する必要はないと思います。

修士課程から博士課程へ進学、社会人から博士課程へ進学!?メリット・デメリット 大学院4

学生さん
学生さん

マネージャさん。修士課程1年生の後半には、就職するか、博士課程に進学するか、決めるタイミングになりますね。

今、進学するか、就職するか、悩んでます。

マネージャ
マネージャ

そうですね。修士課程は2年間で非常に短いですよね。

この記事では、
 修士課程から博士課程に進学する場合、
 社会人から博士課程に進学する場合、

のメリット・デメリットについてお話したいと思います。

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修士課程から博士課程に進学する場合のメリット・デメリット

〇メリット

修士課程から博士課程に進学するメリットは、若くして学位が取得できることですね。24歳で修士課程を修了した場合には、27歳で博士号を取得することができます。これが最もメリットとしていいことだと思います。将来的に、大学の先生(助教)や国立研究機関の研究者を目指すのであれば、指導教授の人脈を活用して、博士課程修了後に就職するうえでメリットがあると思います。

指導教授が許してもらえるのであれば、本当にやりたい研究ができることでしょうね。会社だと会社の事業に貢献できるテーマになるので、本当にやりたい研究ができるわけではありません。これは大きなメリットではないでしょうか?

同じ大学の修士課程から博士課程に進学する場合には、地の利があることでしょうか?同じ組織の中で進学するため、研究室の仕組みやシステムなども承知している点でメリットがあると思います。他学の修士課程から博士課程に進学する場合には、このメリットはないと思います。

〇デメリット

やはり、金銭的な問題ですね。27歳近くまで親からの仕送りをベースに生活することになりますね。博士課程になると奨学金も増えてきますが、これはあくまで借金です。年間の返済額もかなりの金額になりますね。

周囲の同級生(大学や高校時代の仲間)はすでに社会人になっています。そのため、彼らが扱うお金は大きなものになりますね。なかなか、同じように旅行や食事に行くのも大変になると思います。

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社会人から博士課程に進学する場合のメリット・デメリット

メリット

最も大きなメリットは、金銭的なメリットがあると思います。会社から給料をもらいながら、また、会社の仕事をしながら大学院にいけることでしょう。また、会社の仕事が大学のテーマと一致してれば、会社の成果は、大学の成果にもなるので、非常にメリットがあります。

会社によっては学費(授業料)を負担してもらえます。国立大学だと年間50万円、私立大学だと150万円ほどかかるかと思いますが、会社から学費を負担してもらうのであれば、自己負担はゼロですよね。

私の場合、修士課程から奨学金をもらってました。年間10万円ほど返済する必要がありましたが、入社数年目にとっては大きな金額です。私は、博士課程に進学した時には、育英会に支払っていた奨学金を停めることができました。数年間の間でしたが、返済をすることと停められたのはメリットがありました。

〇デメリット

先の記事で、大学院に進学する場合には、博士課程修了の見通しを得てから準備するようにお話しました。博士課程修了の見通しが立たない、つまり査読付き論文の執筆等が学生でいられる期間内に執筆できなくて、学位取得ができない可能性があります。

会社から派遣されて大学院に行く場合、会社の方針で大学と共同研究で進めている研究テーマも中止や縮小等が考えられます。

この場合、査読付き論文の執筆が出来なくなるリスクが大きくなります。会社からは大学院は行っていいけど、テーマまでは面倒見ないよって言われると非常に困った状況になります。

私の場合には数年間に亘ってテーマが続きましたので、よかったですが、企業で数年間に亘ってテーマを行う場合には少ないと思います。

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以上、修士課程から博士課程に進学する場合、社会人から博士課程に進学する場合のメリット・デメリットについて、お話しました。

マネージャ
マネージャ

私の個人的な見解ですが、会社員になるのであれば社会人から大学院へ、大学の先生や研究所の研究者になるのであれば修士課程から進学するのがいいのではと思います。