参加したくない!? 昇格試験中の懇親会 昇格試験:第20回

party昇給試験
エンジニア
エンジニア

マネージャさん。次の昇格試験は2日間の日程であります。

マネージャ
マネージャ

そうですか。1日目は試験官への成果論文のプレゼンですね。2日目はグループディスカッションでしょうか?

エンジニア
エンジニア

はいそうなんですよ。1日目と2日目の間に、ちょっとした懇親会があってその懇親会に出た方がいいのか、悩んでます。

マネージャ
マネージャ

そうなんですね。この記事では、昇格試験中の懇親会に出席するべきなのか、出席は不要なのか、お話したいと思います。

あくまで、私の経験による主観であるので、間違っているかもしれませんが、私は参加したくなければしなくていいと思います。

今回は、昇格試験中にある試験官と昇格試験の受験者との懇親会についてお話したいと思います。この懇親会、参加したほうがいい?、それとも参加しなくていい? このあたり大変気になるのではないかと思います。私は、この懇親会は、参加しなくてもいいと思っております

今回、なぜ、昇格試験中の懇親会に参加しなくていいか、ということについて詳しくお話しましょう。

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一般に、C級職(新人または新人+α)からB級職(一般社員)への昇格試験は、面接試験だけの場合が多いので1日で終わることが多いです。

しかし、A級職(主任クラス)から管理職(課長職)試験の場合、2日間に亘って、プレゼンテーション(面接試験)課題論文執筆グループディスカッションが行われることが多いのではないでしょうか?

そのため、日を跨いで実施される試験ですので、1日目の終わりに人事部門の方がちょっと気を利かせて、試験官と受験生との間で夕食後(または、課題論などを執筆した就寝前に)に、ちょっとした懇親会を開いてくれることがあります。缶ビールと乾きものの簡単な懇親会ですね。

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私は、受験生の時も、管理職として試験官として参加した時も、昇格試験中に開催される懇親会に参加した経験があります。

前職の私の勤務先は数万人規模の従業員がいる大手メーカでした。そのため、事業も多岐に亘ってました。

試験に挑まれる受験生は、いろいろな事業分野から参加されているので、受験生の立場でなければ、いろんな意味で、意見交換や仕事のネタ探し等、楽しい時間を過ごせる機会と思います

よくある社内セミナーや交流会の後の懇親会は非常に楽しいものです(最近はコロナで全くと言っていいほどなくなりましたね。残念)。

しかし、受験生の場合には、なかなかそうもいきません。昇格試験は相対評価で、上位3割が合格です。そういう意味では、参加者はみなさん敵です。

では、このような懇親会には参加するべきでしょうか?

私の試験官としての経験からは参加する必要はないでしょう。なぜならば、試験官は、この昇給試験の会場に何をしに来ているかを考えれば一目瞭然です。

試験官は、試験当日に人事担当者から評価するポイントと評価シートを渡されて、評価のポイントについて説明を受けます。つまり、試験官はこの評価シートを埋めるために来ているのです。

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いろいろな受験生が、試験官と仲良くなって少しでもいい点をもらえないかと、気を使っているのは感じます。

ただ、そんなことは何の意味もありません。なぜならば、試験官はあくまで評価シートを埋めるのが作業のために来ているのであって、懇親会で仲良くなったことと、試験評価は、全く関係がありません

仮に試験官が、懇親会であなたのことを懇意を持ったとしても、試験官は2名体制で評価します。もう一人の試験官が合格レベルまで達していないと判断した人を、あなたに懇意を持った試験官が説得して合格させるってことは、ありえないのです。

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通常、お互いの試験官は面識がありません。つまり、同じ部門の人ではなく、他の事業部門の人なのです。そのような他の事業部門の試験官の方に、前日の懇親会で仲良くなったあなたを無理に押してまで試験に便宜を図ることはありえません。つまり、いくら懇親会に参加してゴマをすっても意味はありません

また、懇親会に参加しなくても、全然、それは評価シートへの影響はありません。あいつは付き合いが悪いなんてことはありません。

なので、翌日の試験に向けて体調を整える意味でも、無理に懇親会に参加する必要はないと思います。

マネージャ
マネージャ

いかがでしたでしょうか?参加したくなければ参加しなくてもいいと思います。合否にはあまり関係ありません。

ただ、懇親会でお話した方とお仕事を一緒にしたことがありました。その時には、試験の時の苦労したことなど修羅場を一緒にくぐった仲間であり、その後の仕事でもいい人間関係が作れたと思います。

ただ、試験に合格するとう一点の目的のためであれば無理に参加する必要はありません。

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