50歳からの転職は体が大事です。内定後の雇い入れ時の法定健康診断て? 転職:第20回

転職
おじさん
おじさん

マネージャさん。やっと3時面接も終わって内定をいただきました。

マネージャ
マネージャ

それはよかったですね。これから健康診断ですね。

おじさん
おじさん

え!健康診断ですか?毎年受けている健康診断とは別に、受ける必要がありますか?

マネージャ
マネージャ

はい。雇い入れ時に健康診断を受けることが法律で決まってます。

この記事では、内定をもらった後に必ず受ける必要がある健康診断についてお話したいと思います。この健康診断の結果によって、内定が取り消されることがありますので、注意して読み進んでくださいね。

雇い入れ時の健康診断

転職などで新たな職に就く場合、”労働安全衛生規則第43条”に定められている雇い入れ健康診断を受けなければなりません。これは使用者側の義務になっております。



これは内定が決まった後(処遇面談も終わった後)に、転職先の会社に提出する書類が山のように送ら敵ます。その中の一つに転職先から所定のフォーマットの健康診断書が送られてきます。検査の内容は、毎年行われる健康診断と同じような内容です。詳しい検査内容については、このサイトから確認してください。

対応クリニック

まずは、インターネットで雇い入れ健康診断を行っているクリニックを探してみましょう。

私の場合には、近所のクリニックでも雇い入れ健康診断をやってくれるとのことでしたが、検査結果が1週間以上かかりました。転職先の会社に書類を提出するまでの締め切り期日があまりなかったので、電車で30分ぐらいの都心部で即日健康診断の結果をだしてくれるクリニックでお願いすることにしました。



麻疹抗体検査(これは法定ではありません)

転職先から麻疹の抗体検査を実施するように指示がありました。一般に、妊婦さんが麻疹にかかると大変危険ですので、私自身が麻疹に感染するわけにはいかないですね。

健康診断と同じタイミングで、一緒に抗体検査をしてもらいました。結果、私の場合、抗体不足しており、麻疹に感染する可能性があるとのことでしたので、後日、改めて麻疹の予防接種を受けました。この予防接種は、近所のクリニックで予め予約して週末に受けました。



費用負担は?

健康診断の費用は1万円ほどかかりました。ただ、会社が全額負担してくれるので領収書をもらって健康診断書と一緒に転職先の会社に提出し、後日振り込んでもらいました

一方、麻疹の予防接種に関しては、”会社は負担できない、自己負担でお願いします”とのことでした。麻疹の抗体がないので、私は予防接種を打つべきかと思いますが、会社からの指示で検査を受けているので、会社から少しは支援があってもいいかなともいます。



注意すること

会社から送られ来た文書に、”健康診断の結果、業務遂行することが困難な場合には内定を取り消すこともあります”と記載されております。正直この文面にはびっくりしました。

目的はあくまで労働者の健康管理ですので、診断結果を見てから内定や入社を取り消すことはないでしょう。しかし、仕事(労務提供)ができないぐらいのトラブルが見つかった場合は別で、内定取り消しもあります。



そのため、会社側に退職の意向を伝える前に、必ず健康診断を行いましょう。そして、健康診断を担当してくれたお医者さんが、業務遂行は問題ないとコメントを記載してくれるまで退職の意向を伝えるのはやめましょう。後戻りが出来なくなります(次の記事で退職を会社に伝える前にやるべきことについてお話しております)。

次の記事で、健康上の問題がある場合、内定取り消しはできるか?、とうことについて詳しく述べられています。

マネージャ
マネージャ

私の私見ですが、普段の健康診断を受けて、多少、保健婦さんから健康指導を受ける程度であれば問題ないと思います。

但し、健康診断をしてもらう医師が業務遂行が問題ないとうコメントをもらえるまでは、安易に転職することを周囲に話さないほうがいいいと思います

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