主任・係長職(A級職)試験本番!課題論文のグループディスカッション 昇格試験:第18回

昇給試験
担当技師<br>B級職
担当技師
B級職

マネージャさん。課題論文の練習も進んでます。先週までに3つの課題について課題論文も執筆できました。

マネージャ
マネージャ

そうですか。頑張りましたね。分野の異なる3~5件の課題について、課題論文を執筆しておけば、試験当時にどんな課題テーマが出題されても何とかなりますよ。
例えば、
 ①損益拡大に関するテーマ、
 ②海外事業戦略の見直しに関するテーマ、
 ③環境負荷低減に関するテーマ

など、分野が異なるテーマを書いておけばいいでしょう。

担当技師<br>B級職
担当技師
B級職

はい。あと2件ほど、違う分野の課題について執筆してみようと思います。
ところでマネージャさん!試験当日のグループディスカッションってどんな感じでしょうか?

マネージャ
マネージャ

そうですね。

この記事では、昇格試験本番のグループディスカッションの流れと、注意点についてお話したいと思います。

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本番試験の流れ

主任・係長職(A級職)の昇格試験は、先の記事でお話した通り、下記の通り2日間に亘って行われます。

1日目は、試験官に対して成果論文の説明と課題論文の執筆
2日目は、1日目に執筆した課題論文についてグループディスカッション


2日目のグループディスカッションは、7~10名の受験者と、2名の試験官で行われます。試験官の2名は、当日のオリエンテーション、サマライズのみの発言です。

基本的には、あなたと参加されている受験者のみでグループディスカッションを行います。議事進行は試験官が選任しますが、議事進行役と合否は全く関係ありません。しかし、議事進行役は発言の機会が多いので、もし当日余裕があるのであれば、立候補するべきだと思います。

受験者順番で、20分の課題論文のプレゼンテーションと、20分のグループディスカッションを行います。7~10名の方が順番で行うので1日間の長丁場です。

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試験官の役割

試験官は、グループディスカッションの間に、1日目に人事部門の方から提示された評価シートに記載されたチェック項目を埋める作業を行います。1日目の成果論文の面談で聞き出せなかった評価シートのチェック項目をさらに補間するためにグループディスカッションに耳を傾けます。

評価シートには、課題設定能力、課題解決能力、専門性、協調性、洞察力、リーダシップ、コミュニケーション能力、成長性(自らがさらに成長する潜在能力をもっているか)、指導力(部下への指導力)等おおよそ10の項目のポイントがあります。

グループディスカッションで注意するポイント

試験官は、課題論文のプレゼンテーションと、グループディスカッションで評価シートを埋められなかったところを埋めようと努力します。

そのため、他の受験者のプレゼンテーションであなたが、いくらグループディスカッションで盛り上げても、あなたの評価シートのポイントは上がることは、まずはありません

ただし、合格・不合格のボーダラインの時に、あなたが積極的にグループディスカッションに参加すると、合格に近づく可能性があります。

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また、逆にグループディスカッションを引っ張るようなネガティブな質問や、ディスカッションが進まないような質問をする場合には、逆に合格から遠くなるので注意しましょう。

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前日の成果論文の面談の自己評価が低いと判断した時には積極的に、グループディスカッションに参加するようにしましょう。敗者復活の場と思ってくださいね

但し、課題論文は、成果論文の評価を補間するためのものです。そのため、成果論文と成果論文のプレゼンテーションのレベルを上げてから、課題論文を取り組むようにしましょう。

マネージャ
マネージャ

いかがでしたでしょうか?ここまで、 主任・係長職(A級職)の昇級試験について、

第15回 主任・係長職(A級職)の昇級試験 の概要

第16回 主任・係長職(A級職)で求められる課題論文の準備

17 主任・係長職(A級職)で求められる課題論文の執筆

第18回 主任・係長職(A級職)の課題論文に関するグループディスカッション (今回)についてお話してきました。

主任・係長職(A級職)の昇級試験は、組合員の中では最も高い資格の昇格試験です。そのため、難易度も高いと思います。ぜひ頑張ってください。

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