先の記事で、おじさんが現在勤務いしている会社(前職)に、退職の意向を伝える前にやっておくこと、次の3つについてお話しまたね。
① 家族への方向
② 健康診断
③ 転職先への書類の提出
はい、家族の理解も得られました。健康診断も問題なく、転職先には書類を提出しました。
これから、退職の意向を会社に伝えたいと思います。
そうですね。退職の意向を会社に伝えるのは、最もストレスを感じますね。
でも、事務的にタンタンと進めていきましょう。
この記事では、退職の意向を伝えるタイミング(退社日から2.5か月)、退職の意向を最初に誰につたえるのか(直属の上司)についてお話した後、退職の手続についてお話したいと思います。
いつ、退職の意向を伝えるの?
私が、退職を決めた時期は、地方工場で進めていた大きなプロジェクトが終了し、本社機能の研究開発部門に戻ってきたタイミングでした。退職を考えた経緯については、次の記事を読んでいただければ幸いです。
地方工場から戻ってきた私の部下は、既に、別のプロジェクトにアサインされ、私は、来年度の研究開発テーマの策定等の技術マーケティングのようなことをやっておりました。ちょうど、ライン職から外れた部下がいないポジションにいました。つまり、かなり身軽な状況でした。
特に、大型プロジェクトが終了した直後だったこと、日々技術的な文書をまとめていたので技術的な引継ぎは殆どありませんでした。また、部下の手当等もなかったので、引継ぎに要した時間は1週間も必要としませんでした。
それでも、退職の2.5か月前には退職の意向を伝えるようにしました。私の場合、20年以上勤務していたため休暇もたっぷりと残っていたので、1か月は休むことを決めていました。そのため、会社に出社する一か月前には、退職の意向を伝えました。
あなたが、推進中のプロジェクトのマネージャ、またはライン長で、部下や技術開発等の途中の状況であれば、少なくとも引継ぎは1か月はかかることになると思います(私の場合は特に特殊だったともいます)。
あなたが有休休暇をすべて消化したいと考えておられるのであれば、退職の意向を伝えるタイミングを考えておく必要があると思います。
最初に退職の意向を伝えるのは?
最初に伝えるのは直属の上司になります。いくら身近な方(同僚や同期)でも、会社の人には退職の意向を伝えてはいけません(これは転職エージェントさんからの受け売りです)。
あなたが退職する話は、すぐに広まります。そのため、あなたの上司に、あなたがやめることを別のルートで情報が入ると、あなたに対する心象が悪くなります。必ず上司はあなたに退職の意向を聞いてくることになるでしょう。その時にあなたがやめるってことを言うと、バツが悪いですよね。
退職後も、前職の人間関係や仕事上の付き合いが発生する可能性があるでしょう。そのためにも、円満退社が望ましいです。
まずは、あなたの所属長に退職の意向を伝えるようにしましょう。
退職の手続きって大変!?
退職の手続きは簡単です。人事の電子承認システムで退職のボタンをポチっとする、PDFで形式化されたフォーマットの退職届が印刷されます。退職の理由や名前なども印刷されてます。
あなたの会社ではどうでしょうか?
この退職届に捺印して上司に提出すればそれで終わりです。上司がそれを人事に伝えて、退職金、年金の手続きが行われます。
会社の福利厚生で保険に入っている場合には、継続または中止の手続きを行う必要があるでしょう。私は、保険が給与引き落としであったため、保険のおばさんの言われるとおりに無駄な保険を多く張ってました。退職を機会に、かなりの部分を解約しました。
転職では無駄なものを整理することもできますね!
退職のご挨拶はいつからOKなの?
あなたが退職することは、上司が部門内(例えば、月例会等)展開するまでは人事秘になります。
私の場合、上司や役員からの引き留めがあったため、人事が退職の了承をしてもらえませんでした(詳しくは次の記事へ)。役員が仕方ないな、と言ってやっと人事が退職の手続きを始めてもらった感じです。
そのため、直属の上司に退職の意向を伝えてから半月ぐらい、職場の同僚や同期には、誰にも退職の意向を伝えられずにいました(つらい時間になります)。
業務の引継ぎや挨拶は、部門内展開の後からになります。早く有休を消化したいのであれば、少しでも早めに退職の意向を伝えておくことをおすすめします。
次の記事では、退職時の引き留めがあったときの対策についてお話したいと思います。引き留めがあっても絶対に慰留してはいけません!
いかがでしたでしょうか?ある意味すっきりしましたか?