退職後・転職前に早めにやっておくべき3つの手続き。転職:第21回

転職
おじさん
おじさん

マネージャさん。内定が決まりました。次の転職先に必要書類を提出して、退職する現在の勤務先に退職届を提出して退職の手続きに入りました。転職活動ももう終盤ですね。

マネージャ
マネージャ

そうですか。この後、引継ぎを行って、有給消化ですね。長い有給休暇の消化が終わったら入社式ですね。楽しみですね。

おじさん
おじさん

はい。事務的な仕事は終わりですね!転職って大変ですね。

マネージャ
マネージャ

そうですね。転職は、転職先の会社を選んで、面接を受けてだけでなく、そのあとの手続きなども結構大変です。他にも、退職後、入社後に行う手続きがあります。

この記事では、私が転職した時に、退職後、入社後にできるだけ早めにしたほうがいい手続きについてお話したいと思います

転職先の会社に提出する書類、退職する会社へ提出する書類を提出するとやっと一息付けますね。

ただ、他にも早めにやっておいた方がいい3つの手続き(退職先福利厚生の保険(生命保険・損害保険等)、健康保険、確定拠出年金)について私の経験からお話したいと思います。



退職先福利厚生の保険(生命保険・損害保険等)手続き

私が退職した会社では、団体生命保険、自動車保険等、正規料金で加入するよりは割安で入ることができました(と言っても、今はネット系の生命保険や損害保険と同等ぐらいの価格です)。これらの保険は退職してもOB扱いとしてそのまま継続で加入することはできます(私の私見ですが、退職することで加入者が減ると団体加入のメリットがなくなるため、OBの扱いでは入れると思います)。



しかし、今までは、給与天引きされていた保険料は、一括で支払う必要があります。私の場合、退職時に自動車保険、がん保険、火災保険(家財保険)等の保険料を一括で50万円ほど支払いました。月々給与天引きだと、あまり気づかなかったのですが、かなりの保険に入っていたものです。

私は、退職を機に保険の見直しを行いました。これは退職しなければできなかったことかもしれません。あなたも、50歳を過ぎているのであれば一度保険を見直すことをお勧めします。自由になるお金が増えます。



健康保険の手続き

異なる企業から発行された健康保険証を同時に持つことはできません。つまり、退職した健康保険証と、転職する健康保険証を同時には持つことはできません。

通常、月末に退職して、1日付で入社することが多いと思います(私の場合はそうでした)。そのため、月末までは退職した健康保険組合から発行されたの 健康保険証で病院やクリニックにかかることはできます。

入社日(1日付)に 健康保険証を転職した健康保険組合からもらえるでしょうか?

もらえません!

私の転職先では、入社日に健康保険証の申込書を記載させられました。事前に転職の手続きの時には 健康保険証の手続きはなかったですね。

書類を提出した後、健康保険組合の審査等があって私の手元に届くのに20日ほどかかりました(私の場合、妻が扶養から外れていたので、会社の保険組合からは、妻側に子供の扶養はできないのか?等、色々、問い合わせがあって、かなり時間を要した方です)。



私には、地方大学の学生の子供がいます。子供たちに健康保険証が届いたのは、私が入社してから1か月以上かかり、子供はその間、無健康保険状態でした。

幸い、私を含め家族でこの1か月に病院にかかることはなかったのでよかったです。

この1か月に病院にかかっても、後から健康保険組合から治療費は返金されるようです。しかし、学生である子供たちに現金で病院にかかれというのは少し酷ですね。

入社日に健康保険書がもらえないので、注意してください。



確定拠出年金の手続き

退職後、退職先から1か月ぐらいすると、”確定拠出年金 加入者資格喪失手続き完了通知書”、 ”確定拠出年金 加入者資格喪失のお知らせ”とう文書が送られてきます。

転職先からは、この書類を早く送れと催促の連絡が来ると思います。私の場合、退職先からこのような書類が送られてくるのが遅かったので、焦ってしまいました。

そのあと、確定拠出年金に関する説明のDVDが、転職先の確定拠出年金を扱っている部門から送られてきて、視聴するように指示がありました。そのあと、会社指定の運用商品を選んで、手続きが完了です。

この手続きは退職後、6か月以内にするようにしてください。

そうしないと、退職前に積み立ててきた年金資産は、国民年金基金連合会の方に自動移管されるようです。

マネージャ
マネージャ

以上、退職後に早めにやるべき3つの手続きについてお話しました。退職した時に早めに行いましょう。

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