マネージャさん。登録しているエージェント会社から、ぜひ会社に来てほしいとオファーがありました。すごいことですよね!
そうですか。すごいことですね!
まあ、オファーのあった会社の話だけでも聞いてきますよ。どうせ内定もらえるでしょ・・・!
ちょっと待ってください!今回、オファーをいただいた会社のことは、きちんと調査してから面接に応募するようにしてください。
この記事では、私が登録して会社のエージェントさんから、ぜひ入社してほしいとう会社があるとうオファーがあり、面接だけでも受けてほしい、と言われた会社に対する、私の失敗談についてお話したいと思います。
私の失敗談(吹出しの技術者さんのような感じの私)
私事ですが、先日転職した会社の前に、別の会社(A社)から、エージェントさん経由で、ぜひ入社してほしいとうオファーがあり、その会社の面接をした経験がありました。A社は、新しい事業を立ち上げるにあたり、その研究開発部門の責任者としてお招きしたいとうような内容でした。
先の記事にでもお話しましたが、当時はあまり転職する意思がなかったのですが、私の市場価値はどの程度なのか確認するために、A社の面接を受けることにしました。条件が良ければ転職を考えてもいいかなとうような軽い気持ちでした。
このとき、私は、A社との面接に何も準備せずに受けました。最初から役員面接でしたので、形式的な面接なのかな、と思っておりました。
A社との面接はWeb形式でした。私は、顔合わせ程度で内定は出ると思い、面接に挑みました(エージェントさんの連絡の雰囲気はそんな感じと受け取りました)。A社は数千億円の売り上げのある大企業でしたが、私の前職よりも小さな規模の会社でした。なので、条件によっては転職をしてもいいかなと思うレベルでした。
予め、開発部門を担うことは予めエージェントさんから聞いていたので、開発部門を担う意思を応募理由にし、あとは、A社のホームページから商品群などをチラッと見た程度で面接に挑みました。
実際に面接になると、技術部門の担当役員、技術部門の責任者、人事部門の3名との面接でした。簡単な経歴の紹介をした後、面接者から
”あなたはこの会社で何をやりたいですか?”、
”何か新しい製品を開発したいとおもってますか?”
という質問が来ました。私は、
”私は御社の技術、製品を理解した上で、事業計画を実現するために必要なものを開発したい”
とうような回答をしました。そうすると、
”では、具体的に何がありますか?”
というような質問が帰ってきました。
このような質問をされても、A社の技術や製品を理解していない・・・。もちろん事前調査ができていないので当然のことです。ましてや、事業計画なんて、内部の人間なので知る由がない。なので、
”医療機器?みたいなことを・・・”
なんて頓珍漢な回答をしてしまい、その後、面接は全然かみ合わないものでした。1週間後にご縁がなかったとう連絡が来ました。
ヘッドハンティングされても企業調査はしておきましょう!
ヘッドハンティングされた上での面接でも、最低限、面接を受ける会社の技術レベル、製品群などは最低限理解しておくようにしましょう。
また、事業計画を入手することは不可能かもしれませんが、インターネット等で閲覧できる面接を受ける会社の中期計画などから、面接を受ける会社の事業の方向性を把握しておく必要があると思います。
上記を理解していなければ、私の失敗のようになります。
いかがでしたでしょうか?いくら面接を受けるようにオファーをもらっても、面接をする側は初めて会う人です。なので、面接を受ける場合には当然かもしれませんが、最低限、面接を受ける会社の技術や製品群、また中期計画などをネットで調べられることは調べておくようにしましょう。