転職がきっかけに気づいルーティン 

転職
マネージャ
マネージャ

私は、25年間務めてきたメーカを退職し、最近、異業種のメーカに転職しました。転職して感じたことは、
 毎年、
 同じことを、
 同じ時期に、
 同じメンバーで取り組んでいたことです(本記事ではこれを年間ルーティーンと言います)。

今回は、転職がきっかけに分かった年間ルーティンの恐ろしさについてお話したいと思います。



年間ルーティーン

私は、入社後、新人、担当者 ~ マネージャへと職位が変わり、その職位毎の仕事を続けてきましたが、
  4月 新入社員の受入れ、5月 少し緩み、6月 四半期決算
  7月 少し緩み、8月 中間見直し、9月 上期決算
  10月~12月 次年度予算策定、1月 予算ヒアリング、2月 開発まとめ、3月 決算
と、毎年、毎年、同じことを繰り返してきました。



転職を機会にルーティーンに気づけた!

私は、転職したことで、旧職の仕事は、年々、メンバーやプロジェクトの内容が変わったとしても、毎年毎年、同じことを繰り返していたということに、気づきました

多分、転職の選択肢がなかったなら、今後、私が定年になるまでの60歳の間で、今後10年間、扱う予算の大小や、メンバーの違いはあっても、毎年、毎年、同じことをやり続けていたのでは、ということに気づくことができました。



もし、あなたが50歳で、今後、定年まで毎年同じことを続ける年間ルーティーンが10年間待っていると、どうでしょうか?

それはいいことと、思われる方もおられると思います。ただ、私の場合、先が見えていることに対して、つまらないと感じます。

日本が追い付かれ、追い越されていく



私が入社してから、25年間、同じ仕事の進め方(ルーティーン)をしてきても大丈夫な、会社(日本の会社)ってすごいと思います。しかし、目を世界に向けると、この25年間、中国や新興国をはじめ、経済的にも文化的にも、日本への追い上げは凄まじいものがあると思います。

15年、10年前のアメリカや欧州への海外出張に行ったときに、そんなに物価が高いなと思ったことはなかったですね。また、中国や新興国の場合、そんな金額で、こんなに美味しくて、楽しいことをしてもいいの?と思ったことはありませんでしたか?

一方、ここ数年、特に、欧米の飲食店は、特に高くなったと感じます。また、中国や新興国も安いと感じることは少なくなりました。



これは、少なくとも、我々日本人の市場価値(給与等)が国際的に下がり続けているためです。これを変えるためには、日々のルーティンを脱却し、新しいことに取り組んでいくことをしていかなければなりません。

転職によって新たなルーティン・・・私にとっては新鮮!

私は転職した後に、前職のルーティンについて気付くことができました。転職によって、新職で新たなルーティンになるかもしれませんが、明らかに前職とは違うルーティンです。私にとっては新鮮な日々で、ルーティンではないと思います。

マネージャ
マネージャ

あなたも、ルーティンを脱却してみて、新しい取り組みをされてはいかがでしょうか?その一つに転職があるかもしれません。

今後10年間ルーティンを続けるか?、ルーティンから脱却し新しい取り組みを見つけるか?明らかに、10年後大きく変わると思います。

タイトルとURLをコピーしました